「二十日大根は簡単って聞いたのに全然大きくならない」
「間引きのやり方が分からない」
「収穫したら根が割れていた」。
私は、まさにこの3つで失敗しました。
二十日大根(ラディッシュ)は、種をまいてから約1か月で収穫できる初心者向けの野菜です。
名前に「二十日」とありますが本当に20日で採れるわけではなく、季節や環境で変わります。
私は10月上旬に種をまいて、収穫したのは12月ごろでした。
1か月半から2か月もかかったのに根も葉もあまり大きくなりませんでした。
この記事ではその失敗を正直に書きます。
同じところでつまずく初心者の参考になれば嬉しいです。
なお、このとき育てたのは水耕栽培ではなくふつうの鉢と土です。
土で育てた二十日大根の失敗談として読んでください。
しかも種は、店で買ったものではなく子どもが学校から持ち帰った二十日大根から採った種です。
私の栽培記録
- 栽培方法:鉢植え(土栽培)
- 土:ダイソーの「野菜の土」
- 肥料:なし
- 種まき:10月上旬
- 収穫:12月ごろ(1か月半〜2か月後)
- 置き場所:ベランダ(日当たりはあまり良くない)
- 鉢のサイズ:5号鉢(直径15センチほど)
- 種:子どもが学校から持ち帰った二十日大根から採った種(店で買った種ではありません)
- まいた種の数:鉢1つに約20粒
- 発芽:4日くらい。まいた種の9割近くが発芽
- 水やり:本葉が出るまでは毎日。本葉が出そろってからは、2日に1回くらい
- 収穫できた数:2個
失敗①:成長がすごく遅かった
いちばん困ったのは育ちが遅かったことです。
芽は出たのに、葉も根もなかなか大きくなりませんでした。
あとから考えて原因は4つあると思っています。
- 日当たり:ベランダがあまり日当たりの良くない場所だった。
- 季節:10月に蒔くと、育つ途中で寒くなる。
- 肥料なし:ダイソーの「野菜の土」に、肥料を足さなかった。
袋の裏のラディッシュの欄には、「元肥はしっかり入れます」と書いてある。 - 種:店で買った種ではなく自分で採った種だった。

どれが一番の原因かは私にも断定できません。
ただ、日当たりが悪い場所で寒い季節から肥料なしで育てたので、遅くなるのは当然だったと思います。
種が関係したかどうかはまだ分かりません。
今回のプランター栽培では、店で買った種(レインボーラディッシュ)で育てています。
土は前回と同じ「野菜の土」で、肥料も前回と同じように足していません(必要そうなら液肥で対応します)。
前回との違いは、種、プランター、まき方、間引きをすること。
どう違ったか、比べた結果は別の記事で書きます。
失敗②:間引きができなかった
間引きとは、混み合って生えた芽を取り除いて残す芽の間隔をあける作業です。
二十日大根は芽が出たあとに間引かないと、根が大きくなる場所がなくなります。
私は5号鉢1つに、約20粒もまきました。
小さな鉢にはかなり多い数でした。
しかも間引きのタイミングもやり方も分からなくて、せっかく出た芽を抜くのが「もったいない」と感じてほとんど間引けませんでした。
その結果、芽がぎゅうぎゅうのまま育って根も葉も大きくならなかったのだと思います。
間引きの目安(あとから調べたこと)
一般的には次のように進めます。
- 芽が出そろったら、重なっているところやひょろひょろの芽を取り除く
- 葉が育ってきたら、もう一度取り除いて間隔を数センチあける
- 最後は元気な芽を1本ずつ残す
いま育てているレインボーラディッシュの袋には、「葉が重ならないように間引き、本葉が3枚のころ株間が10cmほどになるようにする」と書いてあります。
直径15センチほどの5号鉢に約20粒だと、10cmずつあけるのはほぼ無理ですね。

小さいうちは、抜かずに剪定ばさみで切ります。
抜くと、残したい株の根まで傷つけてしまうからです。
ただしある程度育った株は、切ると大根の部分が土の中に残ってしまいます。
だから前回、育った株は抜きました。
間引きは小さいうちにやるのがいちばん楽です。
くわしい間隔は、種の袋に書いてあることが多いです。
まく前に読んでおくのがおすすめです。
「もったいない」と思っても、間引いた芽は食べられます。
サラダやみそ汁に入れれば無駄になりません。
失敗③:収穫が遅すぎて、根が割れた
三番目の失敗は、収穫が遅れたことです。
成長が遅かったので「まだ小さいからもう少し待とう」と放っておきました。
そうしたら、大きくなりすぎて根が割れてしまいました。ショック
根が割れても食べることはできます。
ただ見た目は悪くなります。
収穫の目安は根の上の部分が土の上に見えて、直径2〜3センチくらいになったころです。
いま育てているレインボーラディッシュの袋にも「根の直径が2〜3cmになったころ」が収穫の目安と書いてあります。
栽培日数の目安は、30〜50日。
遅れそうなときは早めに1つ抜いて、大きさを確かめるのがおすすめです。
収穫した二十日大根の味
収穫できたのは、2個だけでした(少ない。。)
うまくいった1個は大きめのミニトマトくらい。
もう1個は鉢の端っこで育ったせいか、太いナスのような変な形になりました。
間引きが遅れて変な形になった株は、ある程度育っていたので途中で抜いて処分しています。
大きさは、売っているものより少し小さめ。
味は普通の二十日大根でした。
そもそも二十日大根ってあんまり味がないですが。
育ちは悪くても、食べられる大根にはなります。
失敗したと思っても、あきらめなくて大丈夫です。
水耕栽培との違い
水耕栽培は、土を使わずに水と液体肥料だけで野菜を育てる方法です。
土栽培との違いを、肥料と置き場所で比べてみます。
- 肥料:土栽培は、土に最初から混ぜて足りない分は追加で足す。
水耕栽培は、液体肥料を水に混ぜて使う。 - 室内での栽培:土栽培は、土の汚れや虫の発生が気になる。
水耕栽培は、土を使わないので汚れにくいし室内なら虫の発生はほぼ心配ない。
今回の失敗は「肥料を与えなかったこと」と「光が足りなかったこと」でした。
水耕栽培なら肥料を決まった量で与えられるので、肥料不足の失敗は減らせそうです。
光も、室内でLEDライトを使えば日当たりの悪さを補えます。
ただ私自身は、二十日大根の水耕栽培はまだ試していません。
今はプランターで土栽培に再挑戦しています。
結果は、別の記事で報告します。


次に育てるなら最低限、確認したいもの
今回の失敗を踏まえて、確認したいものはこの4つです。
- 種:袋の裏に、まく時期と間引きの目安が書いてある
- 鉢やプランター:種の数に合った大きさのもの
- 土と肥料:肥料入りの土、または別売りの肥料
- 光:日当たりが悪いと、育ちが遅くなる
よくある質問
Q. 二十日大根は、本当に20日で収穫できますか?
A. 条件が良ければ1か月ほどで収穫できます。
私は日当たりが悪くて寒い時期だったので、1か月半から2か月かかりました。
Q. 間引きをしないとどうなりますか?
A. 芽が混み合って根が大きくならないことがあります。
私も間引きできず、育ちが悪くなりました。
Q. 収穫が遅れると、どうなりますか?
A. 根が大きくなりすぎて、割れることがあります。
でも割れても食べられます。
まとめ
- 二十日大根は初心者向けだけど「日当たり・季節・肥料」で育ちが変わる
- 間引きはもったいなくても行う。間引いた芽は食べられる
- 収穫は遅れないように、早めに1つ抜いて大きさを確かめる
- 失敗しても食べられる大根にはなる
水耕栽培で育ててみたい人は、水耕栽培の始め方|初心者が最初に揃える道具と費用もあわせてどうぞ。

